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ホーム > アンチエイジングトピックス > No.099 ビタミンの単位

No.099 ビタミンの単位


ビタミンの必要量はその種類により、単位が異なるくらい幅があります。
また、脂溶性ビタミン量は国際単位(IU)が用いられることもあり混乱を招くことがよくあります。
今回はビタミンを表す単位についてご紹介します。

重量の単位

ビタミンの中でもビタミンCは1日1g(グラム)以上摂取することも勧められる場合がありますが、ビタミンB1の摂取推奨量は約1.1mg(ミリグラム)/日、葉酸の妊婦付加量は約400μg(マイクログラム)/日と単位が様々です。
下表はビタミンの重量を示す際に主に使われる単位とその互換性を示しています。
単位 読み方 g mg μg(mcg)
g グラム(gram) 1g 1,000mg 1,000,000μg
mg ミリグラム(milligram) 0.001g 1mg 1,000μg
μg(mcg) マイクログラム(microgram) 0.000001g 0.001mg 1μg

効力の単位

国際単位(IU,アイユー:International Unit)は脂溶性ビタミンやホルモン、酵素、薬物などの活性を示す単位であり、一定の生物学的効果を発揮できる量が国際的な同意の上、物質ごとに決められています。

アメリカなどでは脂溶性ビタミンの国際単位表示が定められていますが、日本では重量単位で示すことが求められており近年は国際単位よりも重量単位で表すことが主流のようです。
IUと重量単位の両者間で下表のように換算することも可能です。
栄養素 IU→mgまたはμg mgまたはμg→IU
ビタミンA
(レチノール)
(IU)×0.3 =(μg) (μg)×3.33=(IU)
βカロテン (IU)×0.6 =(μg) (μg)×1.67=(IU)
ビタミンD (IU)×0.025=(μg) (μg)×40 =(IU)
ビタミンE
(dl-αトコフェロール)
(IU)×0.9 =(mg) (mg)×1.11 =(IU)
ビタミンE
(d-αトコフェロール)
(IU)×0.67 =(mg) (mg)×1.49 =(IU)
USDA National Institute of Health Office of Dietary Supplementsより
特に脂溶性ビタミンは、同じ栄養素名であっても分子構造が異なる複数の物質が存在するため、体内での効力を数値で表す国際単位は、サプリメントの効力を判断する際には有用であると言えます。

例えば、ビタミンEの中には合成法で生成されるdl-αトコフェロールと天然物中に存在するd-αトコフェロールがあり、重量が同じであれば効力は天然物の方が高いとされています。

ビタミンAの特別な単位

ビタミンA(レチノール)には重量単位や国際単位とは異なる特別な単位「RAE(Retinol Active equivalent):レチノール活性当量」が存在します。
βカロテンなどのプロビタミンA(ビタミンA前駆体)は体内でレチノールに変換されて効果を発揮します。
「レチノール活性当量」とは、「プロビタミンAをレチノールで換算したらどのくらいか」を示す単位であり、レチノールを1RAEとし、1μgのレチノールは1μgRAEと表記されます。

例えば、30~40代の日本人女性のビタミンA摂取推奨量は700μgRAE/日とされています。
ビタミンAとして700μg、食事由来βカロテンのみの摂取では8,400μg必要という計算になります。

数字は違っても量は同じ

このようにビタミンを表す単位は様々であり、これらを整理しておけば食品やサプリメントに表示されている栄養素量を正しく把握することができます。
ビタミンDの必要量は微量なので「μg」が使われることが主流ですが、中には「mg」と表記されていたり、海外のサプリメントでは「IU」の表記が使われることもあります。
数字は異なりますが、上図の量はいずれも同じということがわかります。
輸入食品の入手も容易になったことなどから、単位の違いを注意深く確認し、摂取していただくことをお勧めします。
【参考】
国立栄養・健康研究所サイト
NIH Office of Dietary Supplementsサイト
日本人食事摂取基準(2015年版)
WHO/FAO「Requirements of Vitamin A, Thiamine, Riboflavin and Niacin」
USDA「Dietary Reference Intakes」

情報提供元:株式会社ヘルシーパス

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