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大腸ポリープ切除


ポリープ切除について

近年、食生活・生活習慣の欧米化に伴い大腸癌が急速に増加していますが、早期であれば開腹手術をすることなく内視鏡的に切除のみで完全に治療することが可能です。一般的に大腸ポリープのうち、約5%が早期癌と言われ、また切除する時は正常であったポリープも後に癌化する可能性があります。そこで当院では、大腸癌を治すことが可能な早期のうちに切除することを第一に考え、大腸内視鏡検査時にポリープが発見された場合は積極的にその場で切除しています。ポリープは、スネアーという輪状の針金をポリープの頚部にかけて、高周波通電することにより焼き切る方法で切除されますので、ほとんど出血することはありません。

1.大腸ポリープ

2.生食注入

3.ポリープ切除

4.クリップ縫合

ポリープ切除時の偶発症について

1. 出血:ポリープを切除する時、あるいは切除の数日後に出血することがまれにあり、出血が多い場合には入院して治療を受けていただきます。
2. 穿孔:腸の壁の厚さは5mmしかないので、切除時に腸に穴を開けてしまう可能性も極まれにあります。穿孔の場合は開腹手術となる場合もありますが、その危険性は0.01~0.1%と非常に低いものです。

最近の全国集計では、大腸内視鏡検査に伴う事故率は、0.06%と報告されており、治療時の偶発症が起こる危険性もわずかにあります。万が一偶発症が起こった際には、直ちに適切な処置を行うことを保証いたします。
上記の大腸内視鏡検査及びポリープ切除治療の長所・短所をご理解の上、同意書にご署名をお願いしております。