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ホーム > 健康コラム > 当院のレミケード治療としずおかIBDクラブの紹介

当院のレミケード治療としずおかIBDクラブの紹介


当院のレミケード治療としずおかIBDクラブのご紹介です。

レミケード治療について

クローン病の腸管では、過剰な免疫反応により大量のTNFα(生体内物質)が産生され、腸管粘膜の炎症を引き起こすことがわかっています。このレミケードという薬はTNFαという炎症を引き起こしている体内物質とくっついて、その作用を抑えることで炎症をしずめ、TNFαをつくっている細胞の産生を傷害します。
現在日本では、クローン病、関節リウマチ、ベーチェット病の治療薬として使用されており、クローン病においては、症状を改善し、潰瘍を治し、外瘻を閉鎖する効果があり、高い評価を得ています。

どんな人がレミケード治療を受けるの?

日常生活に制限を感じている
  • 入退院を繰り返している
  • 肛門病変に苦しんでいる
  • 栄養療法に不都合を感じている
  • 腹痛、下痢などの強い自覚症状がある
  • 仕事や学業などに制限を感じている
など、今までの治療で十分な効果が得られない患者様が対象となります。
主治医とよく相談をして、治療の手順や副作用など十分に考慮したうえで治療をするか決定します。

当院でのレミケード治療について

レミケード治療が決定したら、実施日を予約します。(平日の13時00分~)
治療を開始するためにはいくつかの事前準備が必要なので、だいたい1カ月後を目安に予約を入れ、それまでの間にツベルクリン反応検査や胸部X線検査などをして全身のチェックをおこないます。

投与開始前のチェック

  • 問診(結核・心臓病・脱髄疾患など既往歴の確認)
  • ツベルクリン反応検査(初回)
  • 胸部X線撮影(半年に1回)
  • 血液検査
  • 1週間前より抗アレルギー薬を経口投与

投与当日

  • 体重確認
  • バイタルチェック
  • 抗ヒスタミン薬・副腎皮質ステロイド薬の点滴静脈注射
  • レミケード5mg/kg点滴静脈注射(2時間以上かけて投与)
13時00分頃に来院していただき、準備から終了までには半日ほどかかりますが、異常がなければ夕方には帰宅できます。
点滴中は30分おきに体温・血圧・脈を観察し、副作用がないか確認しながら経過します。

副作用について

投与中は、ほてり・悪寒・発疹・血圧異常・鼻閉感・頭痛・胸苦しさなどに注意します。
体との相性が悪いと強いアレルギー反応を起こすことがあります。(ショック状態)
点滴中に「なにか変だな・・・」と感じたらすぐにお知らせください。

投与後は免疫機能が低下していますので感染症にかかりやすい状態となっています。
発熱・のどの痛み・咳が出る・たんが出る・発疹がでる・尿の回数が増え濁る、などの症状が現われたらすぐに受診してください。結核・肺炎・敗血症など重篤な感染症が心配されます。
現在当院では3名の方がレミケード治療をおこなっています。8週間毎の治療を基本とし、定期的に受診・血液検査などをして経過観察しています。今のところ重篤な副作用もなく順調に治療を受け、治療の効果も得られています。
しかし、この治療法はすべての方に効果が現われるわけではありません。重い副作用もあらわれることがありますので、治療方法・副作用について十分に理解することが大切です。

「潰瘍性大腸炎」・「クローン病」患者の患者会「しずおか中部IBD」のご案内

潰瘍性大腸炎やクローン病など、慢性の炎症性腸疾患をIBDといいます。
2007年4月21日、静岡県中部地区にも患者会が誕生しました。
月に1度の交流会を中心に、年1回のペースで医療講演会や調理実習の活動をおこなってきました。IBDにやさしいお菓子と団欒、患者同士のコミュニケーションから生まれる元気のおすそ分け・・・。潰瘍性大腸炎やクローン病を患いながら日々生活を送っている患者同士の情報交換、ネットワーク作りを目標としています。

会報「しずおか中部IBDですよっ!」

プチ交流会について

毎月第4土曜日に午後1時ごろから4時ごろまで城東保健福祉エリア1階ボランティアルームで開催しています。患者会運営会議でもありますが、最新治療の情報交換も行われます。参加は自由ですのでお気軽に遊びに来てください。

各種お問い合わせは下記(しずおか中部IBD事務局)までお願いいたします。

会長から伝えたいこと

~発足3年目を迎えて~

「患者会への想いというか伝えたいことといったら、やはり私たちが最初に集まった時の気持ちですね。同じ病気の患者同士の交流の場を設け、1人で苦しまず、出来るだけ話をして悩みごとや相談にのりたい。そして、少しでもいいから皆さんの役に立ちたい。
振り返ってみると、3年目を迎えて少しずつ出来ているのではないでしょうか。
多くの先生方とのネットワークもできてうれしいかぎりです。
スタッフも患者とその家族です。みんなで協力し助け合いながら皆さんのQOL向上を今後も考えていきます!
IBDをかかえていると、いわゆる活動期には入退院が避けられない時期があります。
寛解期であっても定期的な通院はかかせません。日常生活において困っていること、悩んでいることはたくさんあります。そんなときに「他の患者さんはどう生活しているんだろう・・・」そんな答えが見つかる場でありたいと願っています。
2007年度のデータによると、クローン病の患者は、全国で28,860人、潰瘍性大腸炎の患者は104,760人となっています。
毎年、1,200~1,400人位の割合で増加しているといわれています。
大事なことは、病気と上手に付き合い続けていくこと。
QOL(生活の質)の向上を目指し、今後も患者の目線でコミュニケーションをとっていきたいと考えています。

これまでの活動

  • 毎月1回患者交流会開催(IBDにやさしいお菓子などを紹介しています)
  • 2007年 設立記念講演会(社会保険中央総合病院 斎藤恵子先生)
  • 2008年 調理実習開催(斎藤先生を講師に優しいお腹に優しい食事をつくりました)
  • 2009年 医療講演会(静岡市主催、浜松南病院花井先生)
  • その他、会報発行、毎年の総会&交流会には病院の先生方も参加し交流しています。

交流会ではこんな情報が飛び交っています!

こんな食材(お菓子)見つけました!
  • IBDに関係する書籍の紹介
  • 各種検査や治療の体験談
  • 入院、通院の情報交換
  • 国内旅行や海外旅行の体験談
  • 社会保障制度、生命保険紹介
  • その他日常生活全般
(注)交流会には、城東保健福祉エリア複合棟1階ボランティアスペースを中心におこなっています。

会員募集と活動スタッフ募集のおしらせ

随時会員募集しています。(年会費1,000円)

入会希望、お問い合わせはこちらまで

皆さんの参加を心よりお待ちしています。まずは、メール&FAXで悩み相談!

しずおか中部IBD事務局
電話:054-264-2250 FAX:054-246-6011
E-mail:mami-luka(ここに@を入れてください)vc.tnc.ne.jp (しずおか中部IBD代表:佐藤 昌美)
sanotadashi(ここに@を入れてください)nifty.com