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医療安全研修


1月23日に株式会社スズケン山田様による医療安全研修が行われました。


◆医療事故報告体制と再発防止策
◆なぜなぜ分析による対策の検討
 ~RCA手法~
◆体験ゲームで学ぶ医療安全研修

について学びました。

安全な医療を提供するための10の要点

①根づかせよう安全文化 みんなの努力と活かすシステム
②安全高める患者の参加 対話が深める互いの理解
③共有しよう 私の経験 活用しよう あなたの教訓
④規則と手順 決めて 守って 見直して
⑤部門の壁を乗り越えて 意見かわせる 職場をつくろう
⑥先の危険を考えて 要点おさえて しっかり確認
⑦自分自身の健康管理 医療人の第一歩
⑧事故予防 技術と工夫も取り入れて
⑨患者と薬を再確認 用法・用量 気を付けて
⑩整えよう療養環境 つくりあげよう作業環境

~厚労省・医療安全対策検討会議ヒューマンエラー部会「安全な医療を提供するための10の要点(2001年9月)より~

「なぜなぜ分析」による対話の検討 ~RCA手法~

RCA(根本的原因分析)とは
医療事故の分析や再発防止策の立案に有用であり、国際的にも用いられているツール
医療事故の原因となった出来事を抽出して、時間の流れに沿って並べ、それにかかわった人の行動を、環境要因なども含めてその理由を掘り下げて分析する手法
~公益財団法人日本医療機能評価機構・医療事故情報収集等事業 2011年年報より~

☆RCAを行う目的は
ヒヤリ・ハットや医療事故の根本原因を分析することにより、再発を防止すること
☆重要なプロセスは
・時間の経過に沿って把握すること→出来事流れ図を作成する 
・繰り返し「なぜ」起きたかという疑問を持つこと→「なぜなぜ分析」を行う

*「Who(誰が)」ではなく「What(何が)」起きたかを把握する
*問題があると考えられる出来事について、重点的に「なぜ」→「答え」→「なぜ」→「答え」を繰り返し、原因を掘り下げる
「人は誰でも間違える」ことがある。安全確認の基本「声出し確認」「指さし確認」「複数人による確認」等が大切!!