胃カメラ・大腸カメラ・エコー検査・炎症性腸疾患(IBD)・アンチエイジング|静岡市の内科・消化器内科|田中消化器科クリニック

〒420-0834 静岡県静岡市葵区音羽町8-3

054-247-5522

WEB問診 お問い合わせお問い合わせ アクセスアクセス

健康・アンチエイジングトピックス Health & Anti Aging Topics

ビタミンの解説①

2026.04.26

私たちの健康に欠かせない「ビタミン」について、それぞれの働きをまとめました。

ビタミンA(脂溶性ビタミン)

名称
ビタミンA Retinol レチノール
体内での働き
視覚、聴覚、味覚を正常に保つ。
皮膚や粘膜などの上皮細胞の正常化をはかる。
体の成長や発育の促進。
生殖作用の維持。
解説
ビタミンAは、視覚と深い係わりがあり、ロドプシンの主成分となっている。そのため、ビタミンAが欠乏すると夜盲症になることがある。
また、上皮細胞を正常化したり、体の成長や発育の促進にも関与し、生殖機能にも作用する。ビタミンAは、体内にためておくことができるので、毎日補給する必要はない。
不足すると起きやすい症状、疾患
夜盲症、ニキビ、知能障害、角膜乾燥症、成長停止、皮膚乾燥、抵抗力の低下
相乗作用を示す栄養素
ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、リン、亜鉛
効果が期待される症状、疾患
疲れ目、がん、花粉症
過剰症
食欲不振、頭痛、めまい、嘔吐、下痢、先天異常
日本の推奨量
750μgRE
米国の対症摂取量
大量摂取の場合は、βカロテンでの摂取を推奨
安全最大摂取量
アメリカ:3mg(10,000IU) 日本:1.5mg
多く含まれる食品
レバー、うなぎの蒲焼、小松菜、ニンジン、春菊、ぎんだら

β‐カロテン(脂溶性ビタミン)

名称
β‐カロテン Bete-carotene ベータカロテン
体内での働き
抗酸化作用で、活性酸素を除去し、細胞膜が傷つけられるのを防ぐ。
がんの抑制や予防、心臓病の予防、コレステロール値の低減に効果がある。
解説
プロビタミンAであるカロテンのうち、特に高い効力(抗酸化力)を持っている。
体内でビタミンAが不足すると、必要な量だけビタミンAに変わるので、過剰症の心配はなく、ビタミンAの供給源として優れている。
不足すると起きやすい症状、疾患
相乗作用を示す栄養素
ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、リン、亜鉛
効果が期待される症状、疾患
疲れ目、がん、花粉症
過剰症
300mg/日以上摂取した場合、柑皮症(肌が黄色くなること)になる可能性がある。
日本の推奨量
9mgRE
米国の対症摂取量
3 – 30mg
安全最大摂取量
アメリカ:設定なし(喫煙者は避ける)
日本:設定なし
多く含まれる食品
カボチャ、ニンジン、アシタバ、コマツナ、シソ、ホウレンソウ、マンゴー

ビタミンE(脂溶性ビタミン

名称
ビタミンE Tocopherol トコフェロール トコトリエノール
体内での働き
抗酸化作用によって、過酸化脂質の生成を抑え、生体膜を活性酸素から守り、老化を防ぐ。
善玉コレステロールを増すとともに、悪玉コレステロールを減らし、血行をよくする。
黄体ホルモンや性ホルモンなどのホルモンの生成に関与し、生殖機能を正常に保つ。
血栓を予防・溶解する。
疲労を和らげる。
虚血性心臓病、脳卒中のリスクを下げる。
解説
ビタミンEは、4種類のトコフェロールと4種類のトコトリエノールと呼ばれる化合物の総称。
抗酸化作用が強く、体内の過酸化脂質の生成を抑え、細胞が急激に老化するのを防ぐ。また、血液中の善玉コレステロールを増やしたり、中性脂肪を減らす働きがあるので、動脈硬化の予防にもなり血圧を下げる働きも期待できる。
ホルモンの生成にも関与し、更年期障害の症状を軽減したり生殖機能を正常に保つ働きもある。
ビタミンCと同時に摂取すると抗酸化作用が高まるという特徴がある。
不足すると起きやすい症状、疾患
肩こり、生理痛、冷え性、シミ、ソバカス、溶血性貧血、不妊、流産、頭痛
相乗作用を示す栄養素
ビタミンC、セレン、ビタミンA、CoQ-10、リポ酸
効果が期待される症状、疾患
老化防止、肩こり
過剰症
血液凝固障害
日本の推奨量
9mg(目安量)
米国の対症摂取量
67 – 536mg
安全最大摂取量
アメリカ:1,000mg(1,600 IU)
日本:600mg
多く含まれる食品
あゆ、アーモンド、たらこ、ひまわり油、かぼちゃ、うなぎの蒲焼、豆乳、煎茶葉

ビタミンD(脂溶性ビタミン)

名称
ビタミンD エルゴカルシフェロール(D2) コレカルシフェロール(D3)
体内での働き
植物由来のD2と、動物由来のD3があり、カルシウムとリンの代謝に重要な働きを持つ。
小腸でのカルシウム、リンの吸収を高め、血液中の濃度を維持し、骨、歯への沈着を促進する。
腎臓が、ミネラルを回収するのを助ける。
筋肉の機能を向上させる。
ビタミンAの吸収を助ける。
免疫力の調整に関わっている。
解説
ビタミンDは表皮において紫外線を浴びた上で、腎臓と肝臓で活性化されるので、単に摂取するだけでなくある程度日光を浴びることが必要(1日に30分ほど、顔と手に浴びれば十分)。
大量の摂取は、組織にカルシウムを沈着させることがあるので注意。
不足すると起きやすい症状、疾患
くる病、骨粗鬆症、動脈硬化症、骨軟化症
相乗作用を示す栄養素
ビタミンA、ビタミンC、コリン、カルシウム、リン
効果が期待される症状、疾患
骨粗鬆症、くる病
過剰症
顔色が悪くなる、便秘、食欲不振、嘔吐、尿毒症
日本の推奨量
5μg(200 IU)(目安量)
米国の対症摂取量
400 – 800IU
安全最大摂取量
アメリカ:60μg(2,400 IU)
日本:50μg
多く含まれる食品
サケ、カジキ、アンコウ、ムツ、きくらげ

PAGE TOP
WEB問診 TEL 054-247-5522 アクセス