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FOCUS-より良い医療の実現に向ってー


<令和3年3月>田中院長がアステラス製薬医療従事者向け情報サイト Astellas Medical NetのFOCUS に掲載されましたのでご紹介します。

患者さんに感動を与えるクリニックづくり

医療法人社団聖敬会田中医院 田中消化器科クリニック

静岡県静岡市 医療法人社団聖敬会田中医院 田中消化器科クリニック 院長

田中 孝 先生
“感動を呼ぶクリニック創り”をモットーに、医療と接遇の両面で最高のクオリティーをめざす田中消化器科クリニック。1990年の開設当初から院長の田中孝先生は、自分が患者になったときに何を求めるかを追求し続け、その全てを提供するべくさまざまな研修を実施しながらスタッフの人間力向上にも力を注いでいます。

スタッフの人間力の向上に注力する

田中先生は、患者さんのニーズは自身の症状や検査異常に対する迅速な精査による正確な診断、的確な治療などにあると考えていますが、「田中消化器科クリニックに来て良かった」といった患者さんの感動を呼ぶためにはそれだけでは足りないといいます。「診察から処方までが高いクオリティーで適切であることだけでなく、受付での事務的説明や会計に至るまで全てが気持ち良く進んでいくことが感動の必要条件となります。スタッフ全員がそれを理解し実践できるためには、マニュアルを超えた人間力の向上をめざす取り組みが非常に重要だと考えています」。
同クリニックでは年間を通じてさまざまな勉強会を行っています。疾患や検査に関するカンファレンス、インシデント・アクシデント報告事例についての検討会はもちろんのこと、特にユニークなのが接遇研修です。挨拶の仕方や笑顔のつくり方といった一般的な講義から一歩進み、性格分析に基づく人との付き合い方、ティーチングとコーチング、叱られ方と叱り方など、外部の講師を招いてワンランク上の研修が行われているのです。一般的な接遇に関しては先輩や同僚を見ていれば学ぶことができるため、医療界以外でも役立つことを学ぶ機会を与え、スタッフ一人一人の人生を豊かにすることをめざしているそうです。「このような学びの機会を得て人間力の高まったスタッフは患者さんのちょっとした変化も見逃さない厳しい目を持ち、ホスピタリティーあふれる医療人に成長していきます。それが患者さんに感動をもたらす医療につながり、ひいては当クリニックの質を上げ、さらに患者さんに感動をもたらす好循環を生み出します」。医師や看護師のみならず、受付や総務などバックヤード部門のスタッフも患者さんへの目配りや気配りを忘れず、ダブルチェッカーの役割を果たしています。それは、田中先生がめざす人間力の向上の取り組みの賜物といえます。

■待合室は明るい色調で統一し、丸いソファを配するなど、患者さんの気持ちが和らぐように工夫しています。

■3階は検査専門のフロアで“ホリスティックフロア”と名付けられています。窓の外には日本庭園や四季折々の自然を配するなど、リラックスできる空間づくりを心掛けています。

炎症性腸疾患の中核的な施設をめざす

医療安全に務めるためには“報・連・相”が不可欠であることは周知の事実です。しかし、これを徹底するにはチーム力を高め、スタッフが真に連携していることが欠かせません。そこで、同クリニックではスタッフの親睦が深まる年間行事を積極的に実施し、その年特に頑張った人をスタッフ間で投票して豪華な副賞と共に表彰するイベントなども開催しています。「チーム力が高い組織ではおのずと“報・連・相”が円滑になります。これも患者さんのニーズを満たし、感動を呼ぶクリニックへの近道になります」。

質の高い医療人がそろう同クリニックは、消化器専門クリニックとしてさまざまな消化器疾患に対応する他、10年以上の経験を持つ医師たちが苦痛の少ない各種の内視鏡検査を実施しています。また、嘔吐反射が起こりにくい経鼻内視鏡を導入していますが、経口内視鏡を実施せざるを得ない患者さんのために、田中先生は苦痛の少ない独自のマウスピースを開発しています。その他の取り組みとして、田中先生は一般社団法人 日本抗加齢医学会の理事を務め、同クリニックが同学会の認定医療施設であることからアンチエイジングドックを開設しています。運動・栄養・生活指導・サプリメント療法などを取り入れながら、健康寿命の延伸をめざす医療を提供しています。さらに、2020年に炎症性腸疾患のスペシャリストである池谷賢太郎先生を副院長に迎え、静岡県中部地方における炎症性腸疾患の中核的な施設をめざして医療機能を強化していくそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大に対し、多くの医療施設が対策を講じていますが、同クリニックはSARSの感染拡大時から将来を見越した対策を講じてきました。アイソレーションルーム(隔離室)の設置や隔離ルートの確保も以前から行われてきたため、3密の回避は比較的容易だったといいます。「光触媒搭載の空気清浄器を35台設置するなど、患者さんを感染から守るとともに、安心して受診してもらえるよう最新の知見に基づいた感染対策を実施しています」と話す田中先生。これからも最高のクオリティーをめざす“感動を呼ぶクリニック創り”に注力し、患者さん個々に最適な医療を提供していきたいと考えています。

■チーム力を高めてスタッフ間の真の連携を強化するため、年間を通じてさまざまな親睦イベントが行われます。

■“ホリスティックフロア”では腹部エコー検査、頸動脈エコー検査、尿素呼気試験など各種の検査やオゾン療法、抗加齢療法などを実施しています。
(2020年11月取材)

引用:Astellas Medical Net