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体内の癌細胞をチェック


日本人の死亡原因の第1位は“がん”です。2人に1人ががんにかかる時代、いつ誰がかかっても不思議ではない病気です。
男性では、肺癌、肝臓癌、大腸癌が多く、これらに加えて、近年急激に増えてきているのが前立腺癌です。
女性では、大腸癌、子宮癌、乳癌が増加しています。
どんな病気でもそうですが、特にがんについては早期発見・早期治療が大切です。

アンチエイジングドックでは、血液から次のようなマーカーを調べます。
抗P53抗体 新しいタイプの腫瘍マーカーで、食道癌・大腸癌・乳癌などの種々のがんで早期段階で高い陽性率を示します。
人は約60兆の細胞からできていますが、そのすべての細胞にがんを防ぐ「癌抑制遺伝子」が存在します。

P53遺伝子は抑制遺伝子の1つで、P53蛋白質からできています。
正常な細胞は、役割を終えると自然に細胞が死ぬように設計されています。また、必要がないと細胞分裂が停止する機能があります。このような機能を担っているのがP53遺伝子です。
P53遺伝子(P53蛋白質)が変異するとこれらの機能が働かず、細胞が無制限に無秩序に増えて、がんが発生すると考えられてます。人のからだには免疫システムがあって、P53蛋白質に変異がおきると、これを攻撃する物質を作り出します。この産生された物質が抗P53抗体です。
PSA 前立腺に癌細胞があるかどうかを調べるマーカーです。
前立腺癌の発症は年齢に応じて高まり、現在では80歳以上の男性の20%が前立腺癌と言われています。初期には自覚症状がほとんどないため早期発見が重要です。
CA125 卵巣癌で特異的に見られる腫瘍マーカーです。
卵巣癌は症状に乏しく、卵巣癌の一番の問題点は早期発見が難しいことです。
ペプシノーゲン 胃粘膜の萎縮が進行していないか萎縮性胃炎のスクリーニング検査で、胃癌のリスクを判定します。
ヘリコバクターピロリ抗体 ヘリコバクターピロリ菌感染のスクリーニング検査で、胃癌のリスクを判定します。