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ホーム  > アンチエイジング > アンチエイジングトピックス > No.027 関節痛対策サプリメント

No.027 関節痛対策サプリメント

近年、関節痛対策として「コンドロイチン」や「グルコサミン」が配合された健康食品が注目され、多くのメーカーから発売されています。また、同じ目的のOTC医薬品もあり、どれを選んだら良いのかわからないという消費者も多いようです。


注目の栄養素

関節痛対策で注目される栄養素には、コンドロイチン、グルコサミン、MSM、SAMe、ビタミンB群、ビタミンEなどがあります。中でも、コンドロイチン、グルコサミンでは多くの研究がなされており、コンドロイチンは変形性関節症において有効性が認められ、医薬品としても使用されています。また、グルコサミンも変形性関節症の鎮痛などに有効と言われています。

エビデンスはあるけれど…

コンドロイチンやグルコサミンはエビデンスがあり、一般的な健康食品の中では医師が勧めるに値すると考えられる方も多いかもしれません。しかし、そのエビデンスも注意して見なければいけません。具体的には、その臨床試験に使用した量が健康食品で摂取できる量なのか?です。例えば、コンドロイチン硫酸では、変形性関節症において有効との報告がありますが、その試験における摂取量は1日当たり1,000 ~1,200 mgです。また、グルコサミン塩酸塩は1日当たり1,500~2,000 mgといった摂取量で試験が行われています。
このくらいの摂取量をサプリメントとして飲もうとすると、大きめのカプセルでも1日10粒以上になることも珍しくありません。

製品レベルでは玉石混淆

コンドロイチン、グルコサミンを含有しているといっても、製品レベルでは玉石混淆です。
例えば、コンドロイチンでは、コンドロイチン硫酸を20%含むものから85%含んでいるとされる原料まであり、起源物質、加工国、安全性、信頼性、価格もまちまちです。
実際に、2008年8月の国民生活センターの調査では、コンドロイチン硫酸を含むサメ軟骨などの「原材料の量」をあたかも「コンドロイチンの配合量」と思えるような表示し、コンドロイチンを多く配合しているようにイメージさせているメーカーや、パッケージの記載どおりに配合していなかったメーカーを実名で公表しました。 また、胃の中で溶けなかった商品の存在や、薬事法に抵触する広告表現をしているメーカーが多数存在することも指摘しました。

同じ「グルコサミン」でも・・・

似たような名称の商品でも注意してみた方が良い場合があります。例えば、「N-アセチルグルコサミン」は、健康食品で一般に「グルコサミン」と呼ばれているグルコサミン塩酸塩とは期待される効果に差があります。 
グルコサミン塩酸塩が腸で吸収された後、体内でN-アセチルグルコサミンに変換する際にかなりの量が体外に排出されてしまうのに対し、もともと体内に存在する「N-アセチルグルコサミン」で補給することで、体内での利用率が約3倍になるといわれています。

医薬品とサプリメントの比較

OTC医薬品には、関節痛対策として「コンドロイチン硫酸ナトリウム」を配合したものがあります。
医薬品は、サプリメントには使用できない物質を使える以外にも、パッケージに「関節痛」「腰痛」「痛みに!」などの表現ができるメリットがあり、これらの表現を薬事法で禁止されているサプリメントに比べ、大きな訴求力があります。
そのため、サプリメントメーカーは、この不利を打開するため薬事法に抵触する表現を使ったり、安価な原料や工賃の安い工場を使ってコストを抑えたりすることもあります。また、前述のように似たような名称でも、効果や価格に数倍の開きがあるものもありますが、この判別は一般の消費者には難解であり、心無いメーカーはそこに付け込んで不当に高い金額にしたり、逆に低価格でも、さも効果が期待できるかのような広告をすることもあります。

関節痛対策でサプリメントを選ぶ際には・・・

関節痛対策に、コンドロイチンやグルコサミンを利用したいと考える場合には、粗悪な商品を選んでしまうリスクを避けるために、サプリメントにこだわることはなく「OTC医薬品」を利用することも有効な方法です。
一方、予防の目的で、天然成分からコンドロイチンやグルコサミンを補給したいと考える場合にはサプリメントも良いでしょう。ただし、その場合、配合量や原材料、表示や製造メーカーなどをきちんとチェックして、信頼できる商品を選ぶことが大切です。


情報提供元:株式会社ヘルシーパス

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