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No.012 鉄不足の対策

鉄の摂取不足が女性の不定愁訴の原因になっている可能性があります。


女性に多い「鉄」の摂取不足

国民栄養調査によると、日本人女性の二人に一人が鉄の摂取不足とされています。
特に、ダイエット中の女性、妊娠中の女性、成長期のお子様、激しいスポーツをする方は、鉄の摂取量に注意が必要です。
また、貧血と診断されるには至らないものの、貯蔵鉄が欠乏していることで、ダルい、冷える、めまいがする、など症状を訴える方は多く、鉄の摂取不足が不定愁訴の原因になっている可能性があります。

鉄不足と考えられるトラブル

目の下のクマが取れない、顔色が悪い、慢性的な冷え性・肩こり、だるい・疲れやすい、階段を上るだけで動悸や息切れがする、イライラ・神経過敏、注意力散漫、めまい、微熱、頭が痛い、物忘れ、脳の働き低下、うつ、朝の目覚めが悪い、爪が反る・もろくなる、唇の端が切れる、ダイエットしていてもなかなか効果がでない、シャンプー時に毛が抜けやすい。

鉄のはたらき

私たちの体内の鉄の働きは大きく分けて、1.赤血球の生成、2.エネルギー生産、3.抗酸化の3つがあります。

1.赤血球の生成鉄が不足して赤血球の生成が妨げられると、体内は酸欠状態になり、めまい、息切れ、動悸に加え、疲れ、倦怠感、脱力感などの、いわゆる貧血の症状が起こります。
2.エネルギー生産また、鉄はATPを生み出す回路(電子伝達系)において、必須の酵素(チトクローム酵素)の活性に深く関わっています。鉄が足りないと、エネルギー生産が十分に行われないために、倦怠感、脱力感、うつ、その他、不定愁訴の原因になると考えられています。
3.抗酸化さらに、鉄は活性酸素の一つである過酸化水素を分解するカタラーゼやグルタチオンペルオキシターゼなどの酵素の成分となり、抗酸化に働きます。

その他にも、鉄はコラーゲン生成、免疫機能の維持、タンパク質代謝などに働いています。

単に鉄を補給すればいいのか?

鉄が不足しているなら、鉄を補えばいいということになります。医薬品としての鉄剤には、硫酸第一鉄、フマル酸第一鉄、クエン酸第一鉄、ピロリン酸第二鉄などがあります。
しかし、これらの鉄剤は大量に摂取すると約10%の方に副作用として、軽い腹痛、食欲低下、便秘あるいは軟便が起こります。
また、こうした鉄剤は「非ヘム鉄」であり、食物繊維やフィチン酸、タンニンなどにより吸収阻害を受けやすいことに加え、細胞内に取り込む際に、3価の鉄イオンから2価の鉄イオンに変化させる必要があるので吸収が良くありません。
注)体内で2価の鉄イオンに変化する際に、消化管の内部でフリーラジカルが発生してしまうということにも注意が必要です。

体に優しく、吸収のよい鉄

ヘム鉄の構造

ヘム鉄の構造
(中心に鉄があります。)

私たちが食べ物から摂取する鉄には、おもに穀物や野菜に含まれる「非ヘム鉄」と、肉やレバーなどの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」があります。
「ヘム鉄」は、「非ヘム鉄」と異なり、鉄がむき出しではなく、鉄ポルフィリン複合体に囲まれているため、胃粘膜・胃壁を荒らすという副作用がなく、また、そのままの形で吸収されるので、吸収率も「非ヘム鉄」に比べ、5~10倍もよいといわれています。

鉄不足を解消するためには?

体内で余った鉄は、フェリチン(貯蔵鉄)に合成され、細胞内に貯蔵されます。鉄欠乏状態になった場合には、鉄はフェリチンから合成されてヘモグロビンなどの合成に使われます。
女性の鉄不足解消のためには、貯蔵鉄である血清中のフェリチンを増やす必要がありますが、そのためには、通常の食事以外に、サプリメントとして少し多いくらいの鉄を摂取するのが有効です。
鉄の補給には、副作用がなく、吸収率のよい「ヘム鉄」がお勧めです。


情報提供元:株式会社ヘルシーパス

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