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ホーム  > アンチエイジング > アンチエイジングトピックス > No.002 医薬品とサプリメントの相互作用(2)

No.002 医薬品とサプリメントの相互作用(2)

お医者様は、医薬品の副作用や医薬品同士の相互作用について、十分な情報に触れ、毎日の診療に活用されておいでです。ぜひ、医薬品とサプリメントとの関わりについてもご確認ください。


相互作用の種類

食品と医薬品との相互作用には、次の2種類があります。

1.同時摂取する食品の影響で医薬品の効果が変化。
医薬品の効果が減弱し、薬が効かなくなり、疾病が悪くなるおそれがあります。また、逆に、医薬品の効果を増強し、薬が効きすぎてしまったり、副作用が出現してしまう場合があります。

2.医薬品が栄養に影響を与える。
医薬品を摂取することで、食欲、味覚などの感覚に変化がおこり、摂食に影響を与えたり、医薬品が体内の消化吸収、栄養素代謝、生理機能など、栄養代謝に影響を与える場合があります。

相互作用の要因

相互作用の要因には次の2つがあります。

1.薬物動態学的相互作用
薬の吸収、分布、代謝、排泄の過程で起こる相互作用のことで、胃腸のpHの変化、吸着、キレート形成、各種薬物トランスポーターや代謝酵素の阻害、誘引などが要因になることが多く、医薬品との相互作用の多くはこちらです。
例えば、葉酸は、pH6.0~6.2のときには、吸収量が最大になりますが、pHが7.0になると、全く吸収されなくなります。また、消化管pHが異常に上昇すると消化管内の微生物が異常増殖して、宿主よりも先に栄養成分を消費してしまう場合もあります。

2.薬理学(薬力学)的相互作用
栄養素の作用が、医薬品の働きそのものに影響を与える作用のことです。
血液凝固に働く、ビタミンKと、抗血液凝固薬のワルファリンの例のような競合的拮抗の他、非競合的拮抗、相乗作用などが知られています。

栄養素と薬の相互作用を最小限にするために

栄養素と医薬品の相互作用については、まだまだ研究がこれからであり、影響を与える具体的な量、持続時間等、分からないことも多いのが現実です。
こうした中で、相互作用の悪影響を最小限に抑えるためには、ミネラルやビタミンのサプリメントなどを、医薬品とは別の時間帯に摂取するのが一つの方法です。こうすることにより、相互作用のリスクを最小限にすることができるようです。
また、栄養素の摂取上限量をきちんと把握しておくことも重要です。

相互作用の例

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)

セントジョーンズワート(SJW)とは、アメリカで『気分を向上、安定させるためのサプリメント』 として、ドイツでは 『うつ病の治療薬』 として利用されている天然ハーブです。リラックス効果やうつ病への効果を期待して、日本国内でも利用者は増えてきているようです。
SJWを長期服用すると、免疫抑制薬シクロスポリン、強心薬ジゴキシン、抗HIV薬インジナビル、気管支拡張薬テオフィリン、抗凝固薬ワルファリン、高脂血症治療薬シンバスタチン、女性ホルモン剤エチニルエストラジオールなどの血中濃度を25~50%前後低下させ、薬理効果をも減少させることが知られています。その作用機序の概略は以下の様になります。

●SJWは、小腸粘膜において薬物や異物を排泄する働きをもつ「P糖タンパク」の発現量を増加させたり、小腸および肝細胞における生体異物を代謝する酵素「CYP3A4」の活性を誘導する作用が関係していると考えられている。これらの作用によって、P糖タンパク、CYP3A4サイクルによる代謝効率を著しく増加させ、薬物の経口バイオアベイラビリティを低下させる。

情報提供元:株式会社ヘルシーパス

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