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からだのサビをチェック 酸化度・抗酸化力を測定


からだの細胞は活性酸素という悪玉酵素によって酸化し、常にサビが進行しています。
人のからだが酸化されると、鉄が酸化された時と同じように「サビ」ができます。鉄がさびるともろく崩れやすくなるように、人のからだもさびることにより、老化の進行、生活習慣病や動脈硬化、がんになる恐れが高くなると言われています。
がんの出現も、DNAや遺伝子の酸化が引き金になりますし、動脈硬化も血管内皮細胞の酸化から始まります。

活性酸素は私たちが呼吸することによって発生しています。呼吸以外にもストレスや大気汚染、食品添加物、喫煙など活性酸素を発生させる因子が満ちあふれています。私たちの体には活性酸素に対する防御システムがもともと備わっていますが、それを超えて活性酸素の攻撃を受けると、細胞が死滅したり、DNA(遺伝子)の損傷が起き、病気の発生原因になります。
このことから、からだの酸化度(サビ度)と抗酸化力を早期にチェックすることで、病気を未然に防ぐことができます。

主な検査項目は、尿中8-OHdGと酸化損傷プロファイルOSPです。

尿中8-OHdGはどんな検査?

活性酸素によるダメージを判定する方法として、一般的に尿中の8-OHdGを測ります。体内の遺伝子(DNA)が活性酸素によって酸化されますと、DNAの成分の一つであるデオキシグアノシン(dG)が8-OHdG(8-ヒドロキシ-デオキシグアノシン)に変化して尿中に出てきます。これを測定することによって、からだの酸化損傷度(サビ具合)がわかります。

尿中8-OHdG結果票
日本老化制御研究所提供

酸化ストレスプロファイル(OSP)は何を調べるの?

“酸化ストレスプロファイル(OSP)”はさらに酸化の状態を詳しく分析する検査です。
尿および血液をもとに、からだが
  1. どれだけ酸化によってさびているか(酸化損傷レベル)(酸化損傷促進因子レベル)
  2. どれだけ酸化によるさびを防ぐ力を持っているか(抗酸化成分レベル)(活性酸素補足能)
について分析をします。

OSP結果グラフ
日本老化制御研究所提供

OSP結果グラフ
日本老化制御研究所提供