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血管の動脈硬化の進行度をチェック 


動脈硬化とは、文字どおり「動脈がかたくなる」ことです。血管は血液が流れるので弾力性がありますが、年齢とともに動脈が硬くなります。弾力性を失った血管は、血液をうまく送り出せず、心臓に負担をかけてしまい、心肥大や心不全をおこします。また、血管の内側にプラークができ、血管の中がせまくなったり、詰まったりします。血管の内側が狭くなると、必要な酸素や栄養がいきわたらないので、臓器や組織が正しく機能しなくなります。

プラークがはがれて細い血管を詰まらせると、臓器や組織に血液が流れず、細胞が死んでしまいます。
そして、心筋梗塞や脳梗塞を起こします。
またかたくなることで、血管はもろくなり破れやすくなり、くも膜下出血などをおこします。

日本人の死因の3割は、「脳梗塞」や「心筋梗塞」など動脈硬化が原因の疾患と言われています。アンチエイジングドックによって動脈硬化の進行具合を知り、進行スピードを緩やかにするよう対策を考えましょう。
アンチエイジングドックでは、頚動脈エコーで血管壁の肥厚やプラークの有無をみます。超音波エコーのプローブ(検査具)を首(頚動脈)にあてると、モニターに血管の状態が映し出されます。
10分程の検査で、
  1. 血管の膜の厚さ(内膜中膜の肥厚)
  2. 血管の狭窄率 
  3. コレステロールなどが固まってできるプラーク
などの状態を観察します。
頚動脈エコー検査についてはこちら

また、アンチエイジングドックでは、血液中の動脈硬化炎症因子(高感度CRP)や動脈硬化促進因子(ホモシスティン)、動脈硬化の進展を抑える「善玉」物質(アディポネクチン)なども測定します。