グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム > アンチエイジングトピックス > No.040 ビタミンB群

No.040 ビタミンB群


夏バテ対策には、エネルギー生産に重要な働きをしているビタミンB群の摂取が役に立ちます。
ビタミンB群には、精神、発育、修復、抗酸化など、実に多彩な働きがあります。

ビタミンB群とは?

ビタミンの中で「ビタミンB群」に分類されるものは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチンの8種類で、いずれも水溶性のビタミンです。
ビタミンB群の多くは、補酵素として、酵素タンパク質とともに体内で生理作用を発揮しています。

各ビタミンの主な働きと特徴

ビタミンB1

糖の代謝を促進しエネルギーを生産。アルコールの害を防ぐ。筋肉の疲労を防ぐ。
脳を初めとする神経細胞、筋肉、心臓の働きを正常に保つ。

ビタミンB2

エネルギー生産、脂肪酸の合成、分解、たんぱく質の合成に関与する。
ビタミンEの抗酸化作用を助ける。細胞の再生を助け、皮膚や髪、爪、粘膜の生成を促進する。副腎皮質、甲状腺のホルモン生産、免疫機能、抗体の生産に関与。目の健康を保つ。薬物や毒物の分解を助け、葉酸やビタミンB6など他のビタミンの活性化にも一役買っている。

ビタミンB6

たんぱく質や脂肪の代謝を促し、グリコーゲンからブドウ糖への転換にも関与。遺伝子の合成に関わり、細胞増殖を正常にする。神経伝達物質やヘモグロビンの合成に関わり、脳神経機能を正常に働かせる。心疾患のリスクを低下させる。免疫機能を正常に保つ。アレルギーを軽くする。女性の生理前の不快感や、妊娠初期のつわりを軽くするなどの働きがある。

ビタミンB12

エネルギー生産に関わる。
葉酸とともに赤血球の生産を行う。葉酸、B6と協力して、ホモシスティンの血中量を低下させ、心疾患のリスクを低減する。神経を保護するミエリン(脂質の鞘)を作る。神経系を正常に働かせ、気分を落ち着け、記憶力や集中力を高める働きもある。

ナイアシン

500種近い酵素をサポートし、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に必須。特にエネルギー生産では、重要な働きを担当、DNAの修復、合成、細胞の分化に関わっている。
多くのホルモンの合成に関わる。脳神経系、消化器の 健康、血液循環、皮膚の機能を維持する。

葉酸

約20種類の酵素の補酵素として働き、たんぱく質と核酸の合成に関わる。遺伝子の複製、修復、細胞分裂時の染色体の破損防止、赤血球の形成を支えている。特に妊娠中や授乳中の女性には欠かせない。

パントテン酸

エネルギー生産、タンパク質、脂質の代謝に深く関わっている。副腎を刺激して、ホルモンの生産を促すことで、ストレスに対する抵抗力を生み出す。解毒に関わっている。髪や肌の健康を維持する働きを持ち、善玉コレステロールを増やす働きを持つ。

ビオチン

4種類の酵素の補酵素として働き、糖質、タンパク質、脂質の代謝・合成に関わる。骨、皮膚、神経組織、血球、髪の健康維持に関与。ビオチンは毛髪やお肌のビタミンと呼ばれ、白髪や脱毛を防ぎ、肌の健康を維持する働きがある。

夏バテ対策やダイエットにも

夏バテには、高温多湿による体力の消耗や、栄養の不足、アンバランスが大きく関わっています。
暑い夏はいつもと同じ行動をしても他の季節とは比較にならないほどエネルギーを消耗します。
さらに、夏は暑くて食欲がなくなるため、栄養補給をしにくくなり、ビタミンB群も不足し、悪循環に陥りがちです。
また、ビタミンB群は脂肪を燃焼するためにも不可欠な栄養素で、B群が不足すると脂肪も分解することができず、ダイエットの妨げになります。

ビタミンB群補給のコツ

ビタミンB群は、体内では相互に関わりあいながら働いていることが多く、「ビタミンB群はセットで摂った方が良い」と言われる理由はここにあります。
また、水溶性であるビタミンB群は、体内に貯蔵することができないため、毎日、こまめに補充する必要があります。
情報提供元:株式会社ヘルシーパス

当院におけるアンチエイジング(抗加齢療法)の取り組み

当院では多くの患者様の早期癌の発見等の最新医療をおこなってきました。
今後は、いかにして癌化しにくい身体を創り上げていくかを次の目標にしたいと心しています。

アンチエイジング(抗加齢療法)とは
アンチエイジング(抗加齢療法)を始めるにあたって
アンチエイジングドック(抗加齢ドック)
アンチエイジング治療(抗加齢治療)
アンチエイジング医療最前線